人生が終わった人のブログ

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『ヒポクラテスの誓い』中山七里、レビュー

出典:Amazon

 

 

栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!

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全4巻の第4巻を誤って最初に読んでしまうと言う失態を犯したこのシリーズですが、評判が良かったので第1巻を読んでみました。第4巻で、「過去に事件の真相をあなたに暴かれた」というような表現があり、「え?それでその過去の話はしてくれないの?」という感想を持っていましたが、その過去に当たる事件が第1巻で扱われていました。つまり、その事件が起こる前に登場人物の名前を見て、犯人が分かってしまうと言う結果に。

 

その内容はこちら。

toshitoshitoshichang.com

 

 

と言うことで、初見で読みたかったという後悔が残る読後感でした。

 

構成は誰かが死亡→事件性はなく事故扱い→事件性の疑いが出る→解剖しようとするが遺族が反対する→説得する→解剖すると真相が明らかになる、という流れの短編がいくつか登場するといったものでした。お約束というかお決まりの展開で、あっさりと読める印象です。登場人物が少ないので大体ストーリーに想像がつきますし、展開の中で読者が推理できる流れになっています。ミスリードも特になく、予想するのが好きな読者にとっては物足りないかもしれません

 

また、このシリーズの特徴なのか、犯人はいずれも殺そうとして殺していない、というものばかりで少し切ないんですが、短編集なのでさくさくと展開していきます。紹介文にもありますが、ドラマになっているそうですね。確かに1話完結のドラマにしやすいストーリーかも知れません。

 

他の方のレビューも見ていると、やはりあっさりしすぎているという感想が多いみたいです。濃いミステリーを読むのは疲れると言う方や、ちょっとミステリーってどんなものか試してみたいという方にとって、ミステリー入門として一度手に取ってみるのも良いかと思います

 

第2巻と第3巻も既に県立図書館で借りてきているので一気に読んでしまいますが、この作者の長編を読んでみたいなと思いました。

 

あと、やたらと難しい二字熟語や表現が多用されていて、違和感を抱きます。これは、この小説に限ったことではありませんが、地の文であれば小説家の好き好きで使っているのもいいけれど、やはり研修医や一般の警察が日常生活で会話文の中に出してくるのは少しギャップを感じます。