タイトル買いしてレビューするブログ

某私立大学文系博士課程在籍の本好き。投資ブログとして始めたまま、レビューブログになりました。


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デスノートのタッグ第3作目『プラチナエンド』、感想レビュー

たまに漫画を見てみると、ストーリーと作画が別の人になっていることがよくあります。

 

専門知識が必要となるもの、例えばスポーツ系や医療系などは、それに精通している人が原作を担当し、別の人が作画を担当しているものも多く見かけます。その時は、「監修」となっている場合もありますが、とにかく合作で何かを作っていると言うことですね。

 

デスノート』のタッグで有名になった大場つぐみ小畑健ですが、次作の『BAKUMAN』でまさかそのタッグで漫画を作ることを漫画にする、いわゆるメタ作品が話題になりました。

 

今回は、そのタッグ第3作品目に当たる漫画を紹介します。

 

タイトル:プラチナエンド

著者:大場つぐみ小畑健

 

出典:Amazon

「私が“生きる希望”をあげる」 架橋明日は家族を事故で失い、引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――!?

出典:Amazon

 

 

 

評価:★★★★☆

 

レビュー:

天使と人間がペアになり、勝ち残れば次の神になれるという物語。

どことなくデスノートに似ていますね。

 

今作では、デスノートではなく天使から武器を授かります。それは、ネタバレになるので詳述しませんが、究極の矛盾みたいな能力を手に入れます。

また、その能力は天使によって与えられる個数が決まっていますが、与えられる特殊能力自体は全天使共通です。

 

天使は人間の戦いに直接的に干渉はしません。

 

ここまで書くと能力バトルものにも聞こえますが、与えられる特殊能力が全員共通しているというところがミソになってきます。

 

つまり、能力を与えられた人間の戦い方次第で勝ちようはあるということです。他の能力バトルものだと、当たり能力やハズレ能力があり、ハズレ能力でも工夫次第で勝ち上がっていけるようなものがありますね。しかし、全員が同じ特殊能力を得た上で戦っていくというのは珍しいんじゃないでしょうか

 

その点は『デスノート』に近いものを感じます。

今作は、主人公が天才だとかそういう感じではないので、心の葛藤や戦い方の工夫など読みごたえがありました

 

同じ能力を得た上で、どうやって相手の上を行くか、頭を使いますが戦略を考えるのが好きな人におすすめの漫画です。