タイトル買いしてレビューするブログ

某私立大学文系博士課程在籍の本好き。投資ブログとして始めたまま、レビューブログになりました。


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真面目系コメディマンガ『帝一の國』感想レビュー

生徒会長と言うと苦い思い出があります。

 

中学校の頃、生徒会長選挙がありました。

誰も立候補する人がおらず、生徒会担当の先生と仲の良かった私は「生徒会長に立候補する生徒がいないから、立候補してほしい」と頼まれました。

そういうタイプではなかったんですが、先生に言われるならと立候補することにしました。この話を友達に話すと、面白そうという理由から友達も立候補することになりました。

 

結果、友達が生徒会長になりました。

 

ドラマというか、ギャグマンガみたいな展開です。

本日は、そんな生徒会長になることに命を懸けている学校をテーマにした漫画を紹介します。

 

タイトル:帝一の國

著者:古屋兎丸

 

出典:Amazon

時は昭和…。官僚や政治家を数多く生み出した超名門校・海帝高校で、帝一は頂点である生徒会長を目指す。派閥作りや政界さながらの生徒会長選が行われる海帝高校で、帝一はまず、クラスのルーム長を狙うが…。

出典:Amazon

 

 

評価:★★★★☆

 

レビュー:

映画にもなった作品です。

 

物語はとある進学校で生徒会長になるために死力を尽くす男子高校生が舞台となっています。

 

この学校で生徒会長になると、将来は総理大臣や官僚になれる。官僚のほとんどはこの学校の生徒会長を経験しているという話から、生徒会長になるために様々な戦いを繰り広げていきます。

 

それは、心理戦であり、先輩への賄賂であり、肉弾戦でありと様々です

この漫画では、こうした真面目に生徒会長への道を歩む男子高校生の姿を描いているんですが、真面目ゆえのおかしさをテーマにしています。

 

やりすぎな行動や、真面目過ぎておかしさを誘う発言など。

時代背景が少し古いのでこうした時代もあったのかも、と錯覚させられるような描写が多いのですが、一つ一つ真面目に取り組んでいるところが面白いです。

 

お笑いは緊張と緩和とはよく言ったもので、真剣に生徒会長を目指すという緊張の中、真面目にバカをする緩和から笑いが生まれます

ギャグマンガというニュアンスではないのですが、この真面目バカを経験してみてください。

 

真面目な男子高校生を応援したい方、真面目バカが好きな方にお勧めです。

 

 

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